【はじめに】
2度目の構築記事になります、おみです。
ポケモンSVシーズン5で最高順位を更新できたので、レート2000には届きませんでしたが構築記事を書いていこうと思います。拙い文章ではありますが読んでいただければ幸いです。
【使用構築】
一応レンタル公開しておきます
【構築経緯】
つらら落とし! ウッ! 怯んで技が出せない!
パオジアンに無限に怯まされる負け筋に怯えながら対戦をするのは精神衛生上よくないと思ったので、そもそもつらら落としを撃たれずに鬼火ボルチェンで強く出れる水ロトムから組み始めました。
ボルチェンから展開するポケモンとして、水テラスタルと挑発ビルドで環境の物理にめっぽう強いイダイナキバをSブーストで採用しました。
次に、中盤に爆増したコノヨザルにじゃれ影で強く、めんどくさい高耐久も呪い痛み分けでなんやかんやできるミミッキュを採用しました。
上記の3匹とブーツウルガモス、襷ハバタクカミ、チョッキドドゲザンで潜っていたのですが、明らかに選出率が低かったため見直すことに。
キノガッサが襷ダイス問わず被選出率がほぼ100%だったので、誘殺できる鉄壁持ち毒テラスキョジオーンを採用しました。
キョジオーンを採用したことで気になる隠密マント持ちサーフゴーに後投げできて、ブーエナじゃないハバカミとツツミに強いスカーフで採用しました。
最後に、ハバカミとツツミをはじめとした特殊ポケモンに強いチョッキ枠が欲しかったので、マリルリを採用しました(!?!?)。
こうしてカイリューもサーフゴーもいない、世にも珍しい草打点が激重な構築が完成しました。
【個体紹介】
1.水ロトム
特性:浮遊
テラスタイプ:フェアリー
持ち物:オボンの実
図太い 157(252)-x-174(252↑)-125-128(4)-106
H ぶっぱ
B 特化
D 余り
何度も受けだせるほどの耐久はありませんが、初手から有利な相手に合わせることでテンポを取れます。パオジアンと対面した時、悠長に鬼火を撃っていると後投げされるハバタクカミにぐちゃぐちゃにされてしまうので技選択には気を付けました。思っていたよりも仕事をしてくれたのですが、ドロポン、鬼火外しに悩まされ続けるのが辛い。水ロトムが入ってるとパーティが強そうに見える現象、あると思います。
どの技もないと困るので、技構成に変更の余地はないと思います。強いて言うなら電磁波があったら便利だったかも?
テラスタイプはフェアリー。黄色ゲージからパオジアンの悪技を耐えたり、ドラゴン勢に強くなるのが偉い。
2.イダイナキバ
特性:古代活性
テラスタイプ:水
持ち物:ブーストエナジー
地震 アイススピナー 挑発 ビルドアップ
陽気 191(4)-151-151-x-105(252)-152(252↑)
H 余り
D 特殊技意識でぶっぱ
S Sブーストのために最速
想像以上の物理耐久と想像以下の特殊耐久を披露してくれました。厄災に強いと思って採用したのですが、ディンルーには遂行速度が遅すぎてカタストロフィで裏の圏内に入れられてしまうのが辛かったです。ブーエナを持ったハバカミとツツミは他2匹で1度引かせることでなんとか処理していました。しかし、パオジアンを起点にできてカイリューサーフゴーにテラスタルを強要できる性能は唯一無二だと思います。
技構成は地震、アイスピ、ビルドは確定として、残り1枠は役立つ場面があると思って挑発にしていましたが、今振り返ると水ロトムや悪タイプへの打点になるインファイトを入れるべきだったと思います。
テラスタイプはパオジアンやセグレイブ意識の水です。相手が鋼テラス読みの技を撃っていて楽に勝てることも多かったですが、ハバカミのムンフォが等倍なので一長一短といったところです。
3.ミミッキュ
特性:化けの皮
テラスタイプ:フェアリー
持ち物:命の珠
じゃれつく 影撃ち 呪い 痛み分け
陽気 131(4)-142(252)-100-x-125-162(252↑)
H 余り
A ぶっぱ
S 最速
諸説枠。単体としては技選択さえミスらなければ強かったけれど、構築に合ってなさ過ぎた。重かったコノヨザルも命がけ以外ならマリルリで見れたし、この枠をハバカミやツツミ、チオンジェンに強いポケモンに変えられていれば立ち回りの幅も広がったと思います。構築を変えてからはほとんど出さなかったです。
技構成は呪い痛み分けでハピラッシャをいじめられて強かった分、どうあがいても硬いサーフゴーを突破できないのが辛かったです。
じゃれつくの威力を上げつつゴースト弱点を消せるフェアリーテラスです。シンプルに強いですが呪いが鈍いに変わる点に注意。
4.キョジオーン
特性:清めの塩
テラスタイプ:毒
持ち物:隠密マント
塩漬け ボディプレス 鉄壁 自己再生
腕白 207(252)-120-200(252↑)-x-111(4)-55
H ぶっぱ
B 特化
D 余り
基本キノガッサ入りにしか出さないつもりで採用したのですが、キョジオーンを舐め腐っているパーティや鉄壁で積ませられると思ったら選出していました。隠密マントのおかげでつららやアイヘに怯えず鉄壁を積めます。相手の塩漬けも効かないし鉄壁ボディプレスで削れるのでミラーにもとても強いです(じわれは除く)。ダメージソースが塩漬けだけのキョジオーンよりもわかりやすく強かったです。
技構成はこれで困ることはなかった。ただ、守るがないのでテラスタルを切るタイミングが難しかったです。
テラスタイプはガッサに強くなる毒です。ハバカミのムンフォのダメージを抑えられるのも偉いけれど、Dに振っていないためゴリ押されがち。
5.イーユイ
特性:災いの玉
テラスタイプ:炎
持ち物:こだわりスカーフ
オーバーヒート 火炎放射 悪の波動 寝言
臆病 157(212)-x-105(36)-187(116↑)-141(4)-138(140)
H 高め
B カイリューの鉢巻ノマテラ神速、ガッサのテクニマッパ確定耐え
C なるべく高く
D 余り
S スカーフ込みで最速ツツミ抜き
このポケモンもパオジアンの上から動けるのが偉かったです。高火力、高速、耐久もそこそこあって、出しどころを間違えなければちゃんと活躍してくれました。有利なサーフゴー対面でも格闘テラスや水テラス、カイリュー引きかディンルー引き等、技選択は慎重にする必要がありました。撃ち分けできる持ち物も試してみたいです。
スカーフならこの技構成で良かったと思います。寝言はカバルドンやコータスを欠伸をくらいながら強引に突破した時に役立ちました。
テラスタイプは火力強化の炎にしていましたが、上から殴られるときに耐性を変えられないのが弱かったので草やゴーストあたりが正解だったかもしれないです。
6.マリルリ
特性:力持ち
テラスタイプ:水
持ち物:突撃チョッキ
意地 205(236)-112(252↑)-101(4)-x-102(12)-71(4)
H ほぼぶっぱ
A 特化
B 余り
D 余り
S 余り
かわいい。そもそも採用理由がハバカミやツツミに勝ってほしいというふざけた理由で、選出もそこまで多くはありませんでしたが、出した試合ではキッチリ活躍してくれました。ミミッキュと役割対象が被っていたり、テラスタルしたイダイナキバと弱点が丸被りしていたりと、ちゃんと組めば強いポケモンなだけにもったいなかった。一応マリルリを入れていたおかげで電気テラスパオジアンを誘えていた気がする。
技構成は普通のやつです。
テラスタイプは火力強化の水です。シーズン1で使った炎テラスのほうがよっぽど強かったし、何もかも中途半端でした。
【選出】
・基本選出
+ +
・キョジオーンが通せそうなとき
+ +@1
・vsハバタクカミ+テツノツツミ同居構築
+ or +
【重いポケモン】
依然多かったにもかかわらず明確な対策が思いつかなかったです。
パーティに対面で勝てるポケモンが存在しない。当たった試合はほとんどボコられました。
受けループ
ミミッキュで崩せなければ負け。毒を絡められたらほぼ勝てないです。
【結果】
TN おみ
128戦 80勝 48敗
最高1996 最終1960
【終わりに】
序盤まったく勝てず、イマイチモチベが上がらなかったのもあって今回も対戦数が少ないです。構築もうまくまとめられてないし、2000チャレンジも3回チャンスがあったにもかかわらず勝ちきれなかったのは反省です。構築の組み方うまい人に教わりてぇ...
それでも最高順位を更新できたし、3桁からチキらずに潜り続けられたのは成長したと思います。人口が急速に減っていたり、来月はゼルダが発売したりとちゃんと対戦数を稼げるかいろいろ不安なところではありますが、さらなる高順位を目指して潜り続けたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。何かあれば@omi_0637までお願いします。