SV S6 最終262位 荒ぶりスタン!

【はじめに】

 3度目の構築記事になります、おみです。

 

 ポケモンSVシーズン6で最高順位の262位と、レート2000を達成できたので構築記事を書いていこうと思います。拙い文章ではありますが読んでいただければ幸いです。

 

【使用構築】

 レンタル公開しておきます

 

【構築経緯】

 

 

 前期はパオジアンに対して強いパーティというコンセプトで組んだので、今期は自分がパオジアンを使う側に回ることにしました。依然多いハバタクカミやテツノツツミに対して強気に動けて、テラスタルなしでも強いタスキで採用。

 

 アイコン

 タスキパオジアンはステロを撒かれてしまうと極端に性能が落ちてしまうため、ディンルーやカバルドンなどを上から眠らせることができるアラブルタケを採用。前期対戦して強いと感じたやっすんさんの型をパクらさせていただきました。yassunpokemon.hatenablog.com

掲載許可いただきました!ありがとうございます!

 

 

 現環境で採用しない理由がないと思っているカイリューを採用。前期流行っていた羽アンコは厚底ブーツが多かったですが、アラブルタケがステロを撒かせないという前提で厚底ブーツではなく食べ残しを持たせました。

 

 

 ここまで物理に偏っていたため、カイリューと相性が良く最強特性を持ったサーフゴーを採用。いちばん使い慣れている眼鏡で使いました。

 

 

 カバカイリューサフゴの並びを作れて、砂とステロが偉いカバルドンを採用。ハバタクカミへの引き先になれるように腕白HD振り。

 

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 上の5匹ではキョジオーンやチオンドクガに勝てないため、身代わりテツノドクガを採用。数値が高いため普通の構築にも投げられます。

 

【個体紹介】

 

1.パオジアン

パオジアン

特性:災いの剣

テラスタイプ:ゴースト

持ち物:気合いのタスキ

つらら落とし 嚙み砕く 聖なる剣 氷の礫

意地 155-189(252↑)-101(4)-x-85-187(252)

 A 特化

 B 余り

 S 準速

 

 上から高火力を押し付けながら怯みも狙える最強のポケモン。今更語ることではないですが、カイリューサーフゴーに対してテラスタルを強要できるのが優秀だと感じました。今回は準速で採用しましたがハバタクカミにはタスキを盾に打ち勝て、ミラーでは特性の発動順でs関係がわかるため困ることは少なかったです。それよりも特化だから落とせた場面は数えきれない。

 

 技構成は命中不安よりも怯ませたときのリターンが大きく、非接触なのも偉い「つらら落とし」、相手のサーフゴーの技選択に依存せずに殴れる「嚙み砕く」、イーユイやノーマルテラスカイリューへの打点になる「聖なる剣」、不意打ち択をやりたくなかったので「氷の礫」です。文句なしで強く、相手が勝手に不意打ちを警戒して自滅してくれることも多かったです。

 

 テラスタイプは神速を透かせるゴースト。タスキが削れた状態からカイリューを突破したり、格闘技透かしやとんぼ返りを半減できたり、あまり切ることはなかったもののタスキパオジアンはゴースト一択だと思います。

 

2.アラブルタケ

アラブルタケ

特性:古代活性

テラスタイプ:炎

持ち物:イカサマダイス

タネマシンガン テラバースト 不意打ち キノコの胞子

意地 207(164)-193(228)-120(4)-x-120(4)-89(108)

 H 16n-1

 A なるべく高め

 B テラスタル時、特化珠パオジアンのつらら+不意打ちを1/256耐え

 D 余り

 S 4振りアーマーガア抜き

 

 使用率70位台とは思えないほど強かった。お借りした調整から少しだけAを伸ばしています。テラスタル前提ではありますが使用率TOP10のカイリュー以外に対面で勝てます。パオジアンとの相性がとても良く、選出率は並んでトップ。初手からテラスタルすることで弱点を透かしながら相手を眠らせるor突破できるパワーがあるので、もっと増えてもよいポケモンだと思います。ただ、このポケモンを使っていると相手の行動がバグるため、技選択は慎重にしていました。特にサーフゴー引きをよくされたので、初手パオジアン対面では炎テラバから入るようにしていました。

 

 技構成はダイスと合わせて高火力を出せる「タネマシンガン」、サーフゴーやハッサムを焼ける「テラバースト」、あまり考慮されない?「不意打ち」、最強技の「キノコの胞子」です。イーユイに打点がないですが、眠らせてからタネガン連打と不意打ちで倒せます。不意打ちが非常に強く、胞子警戒で変化技を撃たれないためほぼ100%通りました。

 

 テラスタイプは氷、フェアリー半減と鬼火無効が優秀な炎です。参考にした型は水テラスでしたが、パオジアンとサーフゴーに対する打点が欲しかったので炎で採用しました。

 

3.カイリュー

カイリュー

特性:マルチスケイル

テラスタイプ:ノーマル

持ち物:食べ残し

地震 神速 アンコール 羽休め

意地 193(212)-204(252)-116(4)-x-121(4)-105(36)

 H 16n+1

 A 特化

 B 余り

 D 余り

 S 無振りロトム抜かれ

 

 このポケモンも相変わらず強かったです。カイリューの型は鉢巻やチョッキなど迷走した結果、前期流行っていた羽アンコ型に落ち着きました。食べ残しはアマガのとんぼやカイナのボルチェンでマルスケが潰されなかったり、塩漬けのダメージを実質半減できたりと役立つ場面が多かったです。自分より速いポケモンには神速、遅いポケモンにはアンコールと出して腐ることがなかったので、ラス1悩んだらこのポケモンを出していました。

 

 技構成はハバカミサフゴに撃つ「地震」、パオジアンを上から縛れる「神速」、起点回避や詰ませられる「アンコール」、特に外す理由がない「羽休め」です。特に困ることはありませんでした。

 

 テラスタイプはノーマルです。これまた特に言うことはないです。ただテラスタルを切ると地割れが当たってしまうので、安直に切らないように気を付けました。

 

4.サーフゴー

サーフゴー

特性:黄金の体

テラスタイプ:鋼

持ち物:こだわり眼鏡

ゴールドラッシュ シャドーボール トリック 自己再生

控えめ 175(100)-58-116(4)-198(212)-121(4)-124(156)

 H 16n-1

 B 余り

 C 11n、なるべく高く

 D 無補正ハバカミのシャドボ確定耐え

 S 準速70族抜き抜き

 

 サーフゴーを採用したこと自体は間違ってなかったと思いますが、眼鏡ではなかった気がします。上の3匹で怪しいコノヨザルやモロバレル入りに出していたので、ゴツメやスカーフも試すべきでした。それでも選出画面での圧力は高いし、相手に変化技を撃つのをためらわせることができる性能は唯一無二だと思います。

 

 技構成はタイプ一致の「ゴールドラッシュ」、「シャドーボール」、こだわりを押し付ける「トリック」、トリック後の体力管理用に「自己再生」です。再生の枠が好みによると思います。

 

5.カバルドン

カバルドン

特性:砂起こし

テラスタイプ:鋼

持ち物:オボンの実

地震 欠伸 吹き飛ばし ステルスロック

腕白 215(252)-132-154(12)-x-123(244)-67

 H ぶっぱ

 B 11n

 D 高め

 

 地面枠。悪タイプが既に2匹いること、砂が撒けて欠伸が使えるためディンルーではなくカバルドンです。選出率はそこまで高くないですが、出した時はしっかり活躍してくれました。初手で数的有利を取った後にこのポケモンを出すことで、数的有利をさらに活かすことができます。ステロがぶっ刺さっている構築に対しては初手に出すこともありました。

 

 技構成はテンプレの「地震」、「欠伸」、「吹き飛ばし」、「ステルスロック」です。この4つで特に問題なかったです。

 

 テラスタイプは鋼です。つらら落としやハバカミの眼鏡ムンフォを強引に耐えるなど、どうしようもない時にだけ切りました。

 

6.テツノドクガ

テツノドクガ

特性:クォークチャージ

テラスタイプ:水

持ち物:ブーストエナジー

炎の舞 ヘドロウェーブ テラバースト 身代わり

控えめ 159(28)-67-101(164)-198(156)-131(4)-150(156)

 H 16n-1

 B 無補正珠パオジアンの噛み砕く確定耐え

 C 11n

 D 余り

 S 最速サーフゴー抜き

 

 最後に入ってきたイケメン。キョジオーンやチオンドクガに対して身代わりを置くことでテンポを取れます。実際こいつ1匹で3タテすることもありましたが、相手側ももちろん対策しているのでカイリューと合わせて崩したい。普通の構築相手に対しても通りが良さそうだと感じたら選出できますが、カイリューに隙を見せまくるのでアラブルタケとの同時選出はしないよう気を付けました。

 

 技構成はタイプ一致の「炎の舞」、「ヘドロウェーブ」、キョジオーンやミラーで撃つ「テラバースト」、塩漬けや宿木対策の「身代わり」です。目の前に通る技を撃っているだけで強かったです。

 

 テラスタイプは水。水テラバは強かったですが、テラスタルを切ると毒びしが回収できなくなったり、キョジオーンと組まれているマスカーニャに縛られたりと、切るタイミングが難しかったです。

 

【選出】

 

・基本選出

 

  +  or

 必要なら初手からテラスタルを切って数的有利を作る。アラブルタケを残してカイリューカバルドンをクッションにし、相手の3匹目を引きずり出す。欠伸やアンコールでぐちゃぐちゃにした後、アラブルタケとパオジアンの有利な方を相手のポケモンに合わせて繰り出すことでだいたい勝てる。この選出が8割でした。

 

・テツノツツミ、イダイナキバ入り

 

  +  +@1

 アラブルタケが炎テラスした時に1点読みドロポンや地震を撃たれると即負けにつながってしまうため、タスキ込みで勝てるパオジアンから入りたい。@1にはサフゴかドクガが多かったです。

 

・vsキョジオーン、チオンドクガ

 

  +  +@1

 H振りだけのキョジオーンであればクォークチャージ発動水テラバで確1ではあるものの、テラスせずに身代わりで様子見をしていました。相手に先にテラスタルを切らせることができた時はだいたい勝てました。

 

【重いポケモン

 

 テツノツツミのアイコン 

 前述のとおりアラブルタケが初手に置けないため選出が難しくなる。パオジアンをうまく合わせて処理をしたい。

 

【結果】

 TN おみ

 90戦 61勝 29敗

 最高最終2005

 

【終わりに】

 中盤までハイラルを救っていたので潜れませんでしたが、たまたま注目したアラブルタケがぶっ刺さっていて良かったです。90戦やった中でステロを撒かれた試合は10戦にも満たないと思います。アラブルタケはもう少し評価されていいポケモンだとは思うのですが、テラスタル前提なので増えなそう。自分ももう少し賢くテラスタルを使いたいので来期は使いません。

 

 そして2度目のレート2000と、最高順位の262位を取ることができました。2000に到達したのが早朝5時頃なので上を目指そうと思えば目指せましたが、目先の結果で満足してしまいました。この時ほどサブROMがあればと思ったことはありません。(アホ)

レギュレーションDではさらに化け物が追加されるそうなので、楽な気持ちで臨むためにもシーズン7で最終2桁を達成したいです。まずはサブROMをマスターまで上げて、2ROM300戦を目標に頑張ります!

 

 ここまで読んでいただきありがとうございました。何かあれば@omi_0637までお願いします。